2023年2月17日金曜日

第2回学校評議員会がありました!

 2月16日に第2回の学校評議員会を開催しました。

 12月に実施した学校評価についてのご意見もたくさん頂戴しました。学校評議員の方から出された貴重なご意見等を参考に来年度の学校運営に反映していきたいと思います。

 ご多忙の中、ありがとうございました。

 なお、学校評価については後日、保護者の皆様にお子様を通じて配布予定です。



 なお、今年1年間、本校に携わっていただいた万世小子ども見守り隊員の皆様方をはじめ、PTA役員の皆様方、万世地区体協の皆様、梓山獅子踊り保存会の方、防犯協会万世支部様、青少年育成万世地区民会議の皆様、万世小教育後援会の皆様、米沢警察署生活安全課、万世駐在所長等、万世地区の皆様方、子どもたちのためにご支援ご協力、誠にありがとうございました。


 これからも「がっしない」万世地区が大好きな子どもをたくさん育てていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。


  第2回学校評議員会 校長あいさつ
  本日はお忙しい中、また悪路の中ご参集くださり、誠にありがとうございます。
 今年度の学校目標「自ら未来を切り開く子どもの育成」を掲げ、3つの育てたい子どもとして、すすんで学ぶ子ども(自律)、思いやりのある子ども(尊重)、表現豊かに生き抜く子ども(創造)を目指し、全教職員が子どもを「ほめて育てる」をモットーにして、「自分から進んで」を合言葉に学校経営を進めてまいりました。主な取り組みとして、子ども一人1台の端末機を使ったキガスクールの導入、通年で毎日15分間の朝読書の時間の充実、その他として、学力充実日の設定、教員の働き方改革をはじめ、PTAと連携したメディアコントロールの取り組みも進めてまいりました。特に、メディアコントロールについては米沢警察署生活安全課の渡部敬子さんに何度も講話をしていただきました。低学年から高学年の全児童をはじめ、保護者にもネットトラブルやネット依存の恐ろしさを分かりやすく教えていただき、保護者の方も大好評でした。
 ところで、今年度はコロナ禍の中、地域の方々をはじめ、PTA役員の皆様方など多数の方々に万世小学校を支えていただいた1年間だったと思います。改めて感謝申し上げます。
 1年間を振り返りたいと思います。まず、毎日、暑い日も寒い日も吹雪の日も欠かさず、子どもたちのため、コミセンの梅津館長さんをはじめ、登下校の見守り隊員の皆さんには大変お世話になりました。心から御礼を申し上げます。
   次にPTAの活動ですが、育成部の皆様方には、春と秋の朝のあいさつ運動の他、子どもたちの標語の看板作成にも携わっていただきました。先々週のオレンジロード雪まつりでは本校校門前に雪灯籠1基を作成していただきました。PTA保体部におかれましては、今年度からの新規事業が多く、5月に花壇作業、6月にはプール清掃のお手伝いをしていただきました。また、昨年度実施できなった校内外の早朝作業ではグラウンドの堀お越し作業や、トイレの尿石取りなど重労働的な、大変な作業まで快く引き受けてくださり、感謝申し上げます。母親委員会おいても、4回の絵本の読み聞かせをはじめ、運動着のリサイクルなど何度も学校に来校され、学校にとって欠かさない行事となっています。これもひとえに、佐藤PTA会長さんをはじめ、多数の保護者の皆様方が、万世小学校の教育活動全般へのご理解とご協力のおかげで、スムーズに進めることができたからだと思います。1年間、本当にありがとうございました。
 万世コミセン主催の木楽里(きらり)祭も3年ぶりに実施され、子どもたち全員で見学させていただきました。地域の方々の素晴らしい作品を目の当たりにして子どもたち一人ひとりが万世地区への愛着を更に深めることに繋がったと思います。府野空手道場の演武や七中吹奏楽部の演奏は心を癒されました。9月に行われた恒例の万世大路は万世コミセンのお力添えもあり、無事終了することができました。11月に行われた学習発表会において、5年生が郷土を育む取り組みとして万世大路について紹介しました。なお、今年度は荘内銀行ふるさと基金から18万円を頂戴し、6年生の梓山獅子踊りの衣装代にさせていただきました。衣装代の購入を含め、山田会長さんをはじめ、獅子踊り保存会の皆様には大変お世話になりました。今年は12月の授業参観にもご指導をいただきました。本当にありがとうございます。更には、3年ぶりに民生児童委員の方との懇談会も実現し、有意義な会となりました。今後も継続して実施していきたいと考えています。
   万世地区体協の皆様にも6月の学校独自の運動会では計測などの補助役員を快く引き受けていただきました。暑い中、本当にお世話になりました。また、今年度から新規事業として、クロスカントリースキー授業の技術指導員として、体育授業のサポートをしていただきました。吹雪の中、子どもたちに、スキーに親しみを持たせながら、スキー技術の向上に努めていただきました。子どもたちからも大好評を得ました。来年度も継続して行っていく予定です。小形会長さんをはじめ、体協の皆様、ご協力ありがとうございました。万世駐在所の阿蘓所長さんには、1学期に不審者講話をしていただきました。10月のクマ出没の際には、毎日、下校時間に合わせ、パートロールをしていただいたりして学校の安全指導に尽力されました。また、3年生の社会科の授業では,子どもたちに、警察の仕事を分かりやすく教えていただいたり、パートーカーに乗せていただいたりして、子どもの警察官へのあこがれを強く抱く内容でした。ご多忙の中、ありがとうございました。
 以上のように、1年間を振り返ってみると、学校単独で実施していくのが困難な行事が数多くなってきています。これからの学校は地域とともに、よりよい社会を作り上げていくための学びの場になっていくと思います。よりよい社会を作り上げていくため、世界中でSDGsの取り組みが提唱されています。教育も同じです。質の高い教育をみんなに!
 そんな中、今の万世小学校の現状をお伝えします。今年度の4月に、児童数217名の教員25名でスタートしましたが、来年度は204名、再来年度は200名を切り、186名、5年後は新入生15名の予定です。これに伴い、教員の数も減少することになります。例えば、これは10月に行われた持久走大会です。スタート地点で位置に着いてヨーイドンといったら、担任がゴール地点に移動して順位と記録を同時にやっています。担任が一人で複数の仕事を掛け持ちしないと行事が成り立たなくなってきました。教員の数が少ないため、当たり前に行っていた持久走大会も実施できなくなる可能性もあるということです。こういった状況に、全国の、どの小学校もなっていることをご理解いただきたいと思います。これは毎日の職員室の風景です。授業中は教頭以外職員室に誰もいません。先生方が風邪などで急に休むとなると、教頭が対応することになります。それで、無理してでも学校に勤務される先生方もいます。教員という仕事はやりがいのある仕事ですが、こういったことからブラックになりつつあります。
 そこで、本校でも教員の働き方改革を推進するため、以下の取り組みを行ってきました。職員会議での工夫も実施しています。その一つに大型モニターやホワイトボードの活用があります。12月末からは出席状況を保護者のスマートホンからグーグルフォ-ムを利用して、学校のサーバーで一括して確認できるようにしました。今までは朝早くからの電話での応対や連絡帳などでパタパタしていましたが、だいぶ教頭や養護教諭の仕事が軽減されています。また、八幡原企業協議会40周年記念の10万円を活用して大型モニター購入しました。おかげ様で毎回職員打ち合わせをしないでも日程確認できるようになり、負担軽減につながっています。企業体の皆様、ありがとうございました。
 このようなことから、学校での質の高い教育を目指していくには、今までより、以前よりも地域の方やPTAの方々のご協力が不可欠だということです。5年生の万世大路は地域の方のご協力のもと、実施されていますが、ほかの学年では今までありませんでした。そこで、ここに記載されているコミセンの行事と学年ごとの遠足とのタイアップを相談したところ、館長さんをはじめコミセンの方が賛同してくれました。
 来年度考えていることとして、大きく4つ挙げてみました。学校行事との連携です。2つ目は学年行事との連携です。3つ目が学校ボランティアで、4つ目がその他の取り組みです。特に、5月1日(月)に学年ごとの遠足を計画しました。今、コミセンで実施している万世不思議ウォーキングのコースを地域の方のご協力のもと、実施したいと考えています。そのため、館長さんをはじめ、教育振興会の菊地会長さんとも詰めの協議をしていく予定です。こういった活動も含め、今後もPTA活動とも連携していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。そして、think  global act local 地球規模の視野で考え、地元を大切にして地域を支えていく子どもたちを育てていきたいと考えています。7年後をめどに、統合問題もありますが、がっしない子どもを目指し、そして、万世地区が大好きな子どもをたくさん育てていきます。
 学校評議員の皆様、今後も万世小学校の教育活動にご理解とご協力をお願い申し上げ、校長の挨拶とします。
 本日は誠にありがとうございました。