2023年3月18日土曜日

38名のご卒業おめでとうございます!



  3月18日(土)に、令和4年度米沢市立万世小学校卒業証書授与式が執り行われました。   38名の卒業生が凛とした姿から感動がありました。

  中学校での益々のご活躍をご祈念申し上げます。

  教育委員の渡邊美智子様をはじめ、6名のご来賓の方のご臨席を賜り、誠にありがとうございました。


  また、保護者の皆様方からは教職員に対して花束をいただきました。ありがとうございました。




令和四年度 卒業証書授与式 校長式辞

米沢の冬も終わり、暖かい春の訪れを感じさせる今日の佳き日に、米沢市教育委員会 教育委員渡邊美智子  様、PTA会長 佐藤大 輔 様をはじめ、六名のご来賓の方のご臨席を賜り、令和四年度 卒業証書授与式を挙行できますことに、心より感謝申し上げます。また、万世コミュニティーセンター館長の梅津幸保様をはじめ、四名の万世地区見守り隊員の皆様方には、一年間という長い間、暑い日も寒い日も吹雪の日も、毎日欠かさず、万世小学校の子どもたちの登下校の安全を見守っていただきました。万世小の子どもたちのために尽力していただいた功績に対し、教職員を代表して、心より感謝と御礼を申し上げます。

保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。六年前、大きなランドセルを背負って入学したお子様も、このように、心身ともに大きく、たくましく成長いたしました。その凛とした姿に教職員一同、感慨深い気持ちを抱いているところであります。また、六年間の長きにわたり、本校教育活動に対して、ご理解とご支援を賜りましたことに、心より感謝申し上げます。

さて、本校を巣立つ三十八名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。一人ひとりに卒業証書を渡しながら、過ぎ去った日が、思い出され、何か胸が熱くなりました。私は、皆さんと二年間、この万世小学校で学校生活を共にしました。たった二年間ではありますが、皆さんが生き生きと活躍する姿を、たくさん見ることができました。さらには、「自分から進んで」を合言葉に、本校のリーダーとして学校を引っ張ってくれました。特に、校内の持久走大会での全員の力走や学習発表会での表現豊かな梓山獅子踊りには、とても感動したことを今でも思い出されます。そして、仲間との「絆」がより一層深まった庄内方面の修学旅行、みんなで海に入って、はしゃいだ楽しい経験は、一生忘れることのできない最高の思い出になりました。このように、皆さんが残してくれた素晴らしい姿は、万世小学校の良き伝統となり、在校生へと引き継がれていくことでしょう。卒業生のみなさん、本当にありがとうございます。四月からは、いよいよ中学生です。中学校生活には、様々な新しい出会いが待っています。先生、友達、勉強や部活動など。その出会いの中で、大きく成長していくことでしょう。そこで、卒業の門出にあたり、私から皆さんへ、「今という一瞬(とき)を力の限り」という言葉を贈ります。今という瞬間(とき)を力の限りとは、今を一所懸命、何事にも前向きに取り組んでほしいということです。 その一瞬ごとに懸命に勉強し、次の瞬間には「一所懸命」に遊ぶのです。そして次は「一所懸命」に休むのです。このようにメリハリをつけて遊んだり、勉強したりすることで「生活にゆとり」が生まれ、そのことで、何事にも集中できたり、物事をじっくりと考えたりすることができると思います。そして、たくさんの感動や夢が生まれ、世の中がもっと楽しくなっていくことでしょう。中学校という新しいステージで、自分を磨き、仲間と切磋琢磨しながら、更なる自分を成長させてください。

「今という一瞬(とき)を力の限り」 

常に、自分に「自信」と「誇り」を持ち、夢や目標に向かって、大きく羽ばたいていってくれることを期待しています。私たち教職員一同、米沢の未来を、日本の未来を切りひらくような人材へと成長されることを願っております。結びとなりますが、本日ここに、ご臨席を賜りました皆様方とともに、巣立ちゆく三十八名の中学校での益々のご活躍をお祈りし、式辞といたします。

  令和五年三月十八日

      米沢市立万世小学校 校長 後藤 満男