2021年5月31日月曜日


 

 小学6年生(約105万人)と中学3年生(約102万人)の全員を対象にした文部科学省の令和3年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が先週の木曜日の27日に行われました。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止で中止となり2年ぶりに実施され、国語と算数(数学)の2教科と学習や生活等に関連する質問紙による調査が行われました。また同時に、小学5年生(8645名)と中学2年生(9290名)を対象に県独自の山形県学力等調査と学習状況についても実施されました。





 本校では、5年生、6年生それぞれ38名が学力テストに臨みました。コロナ感染症予防対策のため、5年生は音楽室にて、6年生は視聴覚室にて行いました。テストの内容は、これからの社会に生き抜くために必要な新しい学力観に基づいた形で出題されました。例えば、全国学力テストの国語には今度新しい5000円札の顔となる津田梅子さんの生い立ちをもとに、問題を解くなど国語のテストに社会の問題が入っていたり、算数のテストに社会や理科的な問題になっていたりと、教科横断的な視点での出題になっていました。

    ※新しい学力観…児童生徒の学びが基礎的な知識・技能の習得にとどまらず、教科の枠にとらわれず知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等や、主体的に取り組む態度を言います。

  本校においても、こういった学力観に基づいた授業を展開していく予定です。そのためにも児童一人ひとりが自ら進んで取り組める探究型学習を推進していきますので、よろしくお願いします。

 ぜひ、おうちでも今回のテストの問題を一緒にご覧になり、話題にしていただければ幸いです。